内燃機関の発明から乗り物の動力への道筋

左の写真の人物:ニコラウス・オットーが発明した4ストロークエンジンの特許が認められず他の者が自由に作れるようになり、ゴットリーブ・ダイムラーがヴェルヘルム・マイバッハの協力を得て走行機械の動力とするのに成功しました。その走行機械がダイムラー・ライディングカーです。そのニ輪式走行機械が作られたのは1885年のことで、単気筒、空冷、212cc、600rpmの出力0.5PSという性能のエンジンを搭載していました。このエンジンを設計したマイバッハは後に航空機用エンジンの製造会社を起こします。
もちろん世界初の飛行を成功させたライト兄弟も偉大なのですが、ガソリンエンジンの発明に大きく寄与したオットーとマイバッハの存在を忘れてはいけません。この偉大な挑戦者達がいたからこそ現代の航空機全盛の時代が到来したのです。
さて話しを自動車に戻すと、世界初の自動車として特許登録されたのはカール・ベンツが製作したベンツ・パテントモーターカーでした。同時期にダイムラーも4輪自動車を製造したのですが、少し完成が遅れたためその栄誉には浴しませんでした。それから15年後ダイムラー社がマイバッハの尽力によりダイムラー35PSを世に送り出します。そしてその車にはメルセデス(ダイムラー車のディーラーであったイエリネクの愛娘の名)名が与えられました。その後1926年ダイムラー社とベンツ社が合併してダイムラー・ベンツ社となりメルセデス・ベンツというブランドがこの世に誕生したのです。またマイバッハという人物もごく最近ダイムラー・ベンツ社から最高級車のブランドとしてこの世に送りだされました。次ページへ
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